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2007年03月10日

『時生』

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東野圭吾『時生』感想。Amazonより。
不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。

東野圭吾作品のテーマは実に多岐に渡るが、
この作品は未来から過去へのワープというSF的装置を用いながらも、
極めてスタンダードで、同時に教育的なテーマを扱っている。

こういうテーマは「押し付けがましくならないこと」が(小説として)求められる。
『時生』では生まれた意味というテーマを、
不治の病を持って生まれ、そして死んだトキオが語るのだから尚更だ。
そしてこの小説は、主人公のトキオにはっきり台詞としてテーマを喋らせながら、
それをすんなり受け入れさせるバランスを持っている。
好きな人が生きていると確信できれば、死の直前まで夢を見られるってことなんだよ。
明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。

このバランスが成り立つために、特殊設定が役に立っている。
それは、読者はトキオの素性や死の運命を知っているが、
台詞を投げかけられる彼の未来の父はそのことを知らないという状況である。
そのような「読者だけが知る切なさ」が、
台詞を押し付けがましくなく感動を生むものにしている。
その台詞がトキオ自身に向けられたものであると読者だけが知っているのだ。


物語は将来トキオの父となる拓美が、過去に戻ったトキオと出会い、
その不思議な少年に影響されて成長していく過程が中心である。

東野自身が「アホな主人公が書きたかった」と言っているように、拓美はアホだ。
だからこそ、成長が目立つし、子供に説教される親というユーモアも成立するのだが、
正直、腹が立ってしょうがなかった。あまりにアホ過ぎて、読んでいるのが辛くなった。
この小説を読む楽しみを大きく損った。

それを除けば、基本的には普通の娯楽小説として楽しめるだろう。
特にラストの台詞は強い感動を生む。
物語の完結と、時と魂を循環させるためには、あの台詞以外ない。

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posted by あゆ at 01:49| Comment(0) | TrackBack(1) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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